「勝敗より絆」オランダのサッカーチームが結成10周年を祝う熱い一日

オランダのホーゲザントにあるサッカークラブ「VVクヴィーク」のグラウンドが、特別な熱気に包まれました。この日開催されたのは、同クラブを拠点に活動するサッカーチーム「スリ・オールドスターズ」の結成10周年を記念した特別トーナメントです。同チームは、ホーゲザント近郊で暮らす高齢の|Surinamese住民たちを中心に構成されています。

試合の合間にはスリナムの音楽や伝統料理も振る舞われ、選手や関係者は旧交を温めました。チーム最年少のストック・ケヴィンさんは、「メンバーのほとんどが40代以上ですが、皆とても熱心にプレーします」と笑顔で語ります。一方で、勝ち負けにはあまりこだわっていない様子で、「今日はチームの誕生日ですから、相手をもてなす精神でプレーしています」と冗談を交えて明かしてくれました。

このチームが何よりも大切にしているのは、ピッチの上で生まれる「人と人とのつながり」です。メンバーのロメオ・カイサムさんは、「オランダ北部にはスリナム出身の人間がそれほど多くはなく、各地に散らばって暮らしています。私たちは皆、年を重ねましたが、こうして一堂に会することが何よりの楽しみなんです」と語ります。現在ではスリナム出身者だけでなく、オランダ人やトルコ、インドネシア、イラクといった多様なルーツを持つ住民にも門戸が開かれており、サッカーを通じて国境を越えた交流の輪が広がっています。
編集部より
サッカーの面白さは文化も民族も超えますね!










