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出典:The Better India(インド)
インド・デリー南部のグルモハル公園にて、10月31日から2日間にわたり、特別なアートイベント『ディワリ・アート・メラ』が開催されます。この祭典の主役を務めるのは、神経多様性(ニューロダイバージェンス)を持つ14歳から17歳の若きアーティストたち3名です。 彼らはこのイベントで、単に自身の作品を展示・販売するだけでなく、来場者に抽象画の描き方を教える「講師」としての役割を担います。企画者であるラシュミ・アッガルワル氏は、2024年に長男ラクシャ氏と共に団体「アーツ・アンド・ドリームズ」を設立しました。自身の次男プラナヴ君が6歳から絵画を通じて世界と対話してきた経験から、「彼らを『支援が必要な子ども』としてではなく、一人の優れた芸術家として見てほしい」という願いを込めています。 現在、この団体には55名のアーティストが所属しており、絵画作品やカレンダーなどの関連グッズの販売収益は、本人たちへロイヤリティとして還元される仕組みです。これまでに総額40万ルピーもの報酬が支払われており、経済的な自立支援にもつながっています。特に日本の顧客からカレンダーの大量注文が入った際には、彼らの物語と芸術が国境を越えて認められた大きな転機となりました。 今回講師を務めるプラナヴ君、アイシュワリヤさん、アーラシュ君の3名は、それぞれの得意分野を活かしたワークショップを計画しています。アイシュワリヤさんは自然をモチーフにしたアクリル画を、アーラシュ君は自身がナニタールの旅先で着想を得た風景画の描き方を指導する予定です。「絵が売れると嬉しい」と語る彼らの笑顔は、イベントを訪れる人々に、障害という枠を超えたクリエイティビティの輝きを届けることでしょう。