Tinderで出会った恋人を追って地球の裏側へ。ロシア人女性が体現した「国境を超えた愛」の結末

ロシア・ニジニ・ノヴゴロド出身のウリアナ・ハミドゥリナさんは、まさに映画のような波乱万丈の愛の物語を歩んできました。彼女が人生のパートナーとして選んだのは、Tinderを通じて出会ったオーストラリア人のマイケルさんです。二人の出会いは2018年のサッカーワールドカップ開催中のこと。地元ロシアで観戦していたマイケルさんと初めて顔を合わせ、その後、遠距離恋愛が始まりました。

しかし、パンデミックが二人の計画を大きく狂わせます。ロシアとオーストラリア間の国境が封鎖され、ウリアナさんが取得した渡航ビザも効力を失ってしまったのです。それでも諦めきれなかった二人は、愛の誓いを証明するために、将来の子供の名前まで綴った熱い「ラブレター」を当局に送り続け、ようやく渡航許可を勝ち取りました。

苦難の末にシドニーへ辿り着いたウリアナさんは、現地の生活に驚きの連続だったといいます。「父親が子育てに深く関わり、公園でビール片手に新生児をあやす姿も珍しくない」といった家族観の違いや、年中裸足で歩く自由な文化にカルチャーショックを受けつつも、今では写真家として活動しながら、ロシアの伝統をオーストラリアに伝える活動を精力的に行っています。彼女の挑戦は、物理的な距離や厳しい規制さえも乗り越える愛の強さを物語っています。











