薬草収集家が築く小さな森:インドで3代続く農家の驚きの転身

インド南部のケーララ州、チョッタニッカラにある約4エーカーの農園が、今、薬草の宝庫として注目を集めています。ここで500種類以上の薬草を育てているのは、システムアーキテクトとして働くエゼキエル・ポウロセさんです。

エゼキエルさんの家族は3代続く農家ですが、彼が本格的に薬草の収集を始めたのは約15年前のことでした。出張先で珍しい苗木を見つけては持ち帰るという趣味が高じ、現在では毒蛇の噛み傷の解毒剤として使われる植物や、甘いものへの欲求を抑えるとされる薬草など、貴重な種を数多く守り抜いています。 かつては仕事の合間の楽しみだったこの活動も、近年のパンデミックによるロックダウンを機に、彼自身が農園で過ごす時間が増えたことで、より深く専門的なものへと進化しました。写真の通り、都会での忙しい日々を送る彼にとって、この庭は心穏やかな時間を生み出す唯一無二のオアシスとなっているのです。










