森で育むフランス語の未来:カナダ・オンタリオ州で「森の保育園」が開園

カナダのオンタリオ州にある小さな町、マークステイ・ウォーレンにて、フランス語教育を軸とした新しい保育園「フォレ・デ・トゥ・プティ(Forêt des tout-petits:ちびっ子たちの森)」が本格的に始動しました。この施設は、現地の団体が長年待ち望んでいたもので、0歳から4歳までの子どもたち15名を受け入れます。 この保育園の最大の特徴は、その名の通り「森」を学びの場として最大限に活用する点です。運営を担う「カルフール・フランコフォン(Carrefour francophone)」のステファン・ゴーティエ氏は、室内の限られたスペースよりも、自然の中での活動こそが子どもたちの五感を刺激し、社会性や身体能力を育むと語ります。実際、過去の実験的なプログラムでは、屋外で過ごす子どもたちの方が、室内よりもトラブルや怪我が少なく、集中力の面でも良好な結果が得られたといいます。 保育園の名称は公募によって決定され、地域の自然と密接に関わる教育理念が反映されました。スタッフの確保については、交通手段や住居の確保といった地方特有の課題がありましたが、労働環境の改善などを通じて地元の保育士たちが集まり、無事に運営体制が整いました。食事面でも地元の食材を優先し、子どもたちが自然の循環を肌で感じられるような環境を目指しています。










