「かつての教え子」が恩師の座へ。インドの保育施設で紡がれる温かな連鎖

インドで働く親たちを支援する保育施設「モバイル・クレイチェス(Mobile Creches)」に、かつて園児として通っていた女性が、今度は指導員として戻り子どもたちを支えています。

ラジニさんは幼少期にこの施設で育ちました。母や兄弟を亡くすという困難に見舞われた際も、この場所が彼女の精神的な支えとなっていました。ラジニさんは自身の妹を養うために、かつて自身が過ごしたこの場所で保育の専門訓練を受ける決意をしました。彼女は自身の仕事で得た収入で妹の教育費を賄い、無事に結婚まで送り出すことができました。彼女自身の結婚後も施設での勤労を続け、現在では自分が幼い頃に過ごしたその部屋で、新しい子どもたちの成長を見守っています。 「これは単なる仕事ではない」と語るラジニさんにとって、この施設は自身を育んでくれた 温かな恩返し の舞台となっています。










