旗竿の先にあるビジネスの種?デンマークの海辺の町で見出した新たな観光の可能性

デンマーク北部、ハルスの港には、一見何の変哲もない一本の旗竿が立っています。しかし、地元の起業家であるヨアキム・ブラダー氏は、この旗竿が示すある事実に注目しました。人々が毎日わざわざ長い桟橋の先まで歩いていき、その旗竿を見てから引き返してくるという光景です。 彼はこれを、単なる散歩の目的地以上の「可能性」だと捉えました。現在、ブラダー氏を含む3人の投資家グループは、隣町のセビーにある古い倉庫を約1,600万クローネで購入し、東海岸を観光の拠点として再生させるプロジェクトに乗り出しています。 かつてリゾート地として荒れていた別の町が、サーフスクールやカフェを核とした開発で息を吹き返した事例のように、彼らは自分たちの手で地域の「潜在力」をビジネスに変えようと奔走しています。行政の助成金に頼るのではなく、自らの資金を投じて「人が集まる場所」を作ろうとする彼らの姿勢に、地域からは期待の目が向けられています。











