「街の緑」を奪わないで!オランダで愛された小さな花壇、市の手違いで撤去され波紋

オランダのフローニンゲン市で、一人の生態学者が手がけた小さな花壇が突然撤去され、地元で大きな議論を呼んでいます。

この花壇は、市内の歴史的な路地Kleine Gelkingestraatの壁際にあり、都市の生物多様性を守るためのささやかな拠点となっていました。ところが、市側が「壁に悪影響を及ぼす可能性がある」という建物の所有者の指摘を受け、生態学者であるリック・ミッデルボス氏に無断で、かつ非常に強引に草木をすべて伐採してしまったのです。

写真左側が現在の様子ですが、かつて緑に覆われていた壁際は殺風景な姿に変わってしまいました。この事態を受け、市議会では緊急の質疑が行われました。市議会議員のリク・ファン・ニェンハイス氏は、対応が「あまりに拙速で強硬すぎた」と非を認め、今後は住民との対話を重視すべきだと陳謝しました。しかし、大切に育ててきた緑を失ったミッデルボス氏は「謝罪で植物は戻らない」と憤りを隠せません。現在、彼のSNSにはこの騒動を知った市民から数千件もの支援の声が寄せられており、街の緑を守る意識が思わぬ形で高まっています。










