グラフィック回想録『HOLLER』:アパラチアのパイプライン建設に抗った人々の記録

アメリカ・アパラチア地方で、10年もの歳月をかけて建設された「マウンテン・バレー・パイプライン」。この大規模なインフラプロジェクトに対し、土地を守ろうと声を上げた人々がいました。その活動を記録した新しいグラフィック回想録『HOLLER』が、今注目を集めています。 著者のデナリ・サイ・ナラマルプ氏は、かつてパイプライン建設を阻止するための抗議運動に参加していた一人です。この作品は、教師や写真家、看護師など、異なる背景を持つ6人の活動家たちの視点を通して、なぜ彼らが立ち上がらざるを得なかったのか、その過程を鮮やかな漫画形式で描き出しています。

同書は単なる反対運動の記録にとどまらず、地域に根を下ろして暮らす「普通の人々」が、巨大な力に対してどのような選択をしたのかを映し出す一冊となっています。










