人口わずかの町が「芸術の聖地」へ、ニュージーランドの町が起こした10年の奇跡

ニュージーランド南島に位置する小さな町、箭多雲。かつては静かな田舎町だったこの場所が、今や「芸術の聖地」として世界から注目を集めています。その立役者となったのが、地域団体「アロータウン・クリエイティブ・アーツ・ソサエティ(ACAS)」です。 10年前に設立された同団体は、「アロータウンをニュージーランド屈指の芸術拠点にする」という野心的な目標を掲げました。その取り組みは実を結び、2016年にはわずか1軒しかなかった本格的なギャラリーが、現在では19軒にまで増加。

写真のように、美しい山々に囲まれた屋外ステージで開催されるオペラコンサートには、多くの地域住民が詰めかけ、毎回満員となるほどの盛況ぶりを見せています。 成功の秘訣について、共同会長のジュリアン・ナイツ氏は「アロータウンの人々は、イベントに賛同するだけでなく、実際に足を運んで場を盛り上げてくれる」と語ります。特定の裕福な出資者に頼るのではなく、1,000人を超える住民のサポートによって支えられるこの「寛容なコミュニティ」の姿勢こそが、10年間で70もの芸術イベントを成功させてきた原動力なのです。
編集部より
芸術の拠点…!街ごと芸術を支えるというのはワクワクしますね!











