先住民の誇りを次世代へ。アラスカ・ジュノーで2028年の大規模文化祭典が決定

アメリカ・アラスカ州のジュノーにて、先住民の伝統文化を称える大規模な祭典「セレブレーション2028」が開催されることが発表されました。このイベントは1982年に始まって以来、トリンギット、ハイダ、ツィムシアンの各民族が集う世界最大級の祭典として、アラスカの文化カレンダーにおいて重要な位置を占めています。

今回の祭典は2028年6月7日から10日までの4日間にわたり行われます。注目を集めているのは、祭典の幕開けと締めくくりを飾る「グランド・エントランス」および「グランド・エキシット」を先導するダンスグループの選出です。今回は、長年伝統を受け継いできた多世代グループ「Ḵéex̱’ Ḵwáan」がその大役を担うことになりました。彼らはパレード中、最大で3時間もの間、休むことなく太鼓を叩き歌い続けるという非常に過酷かつ名誉ある任務を全うします。

「夜明けの民の口」を意味する名を持つこのグループは、1970年代に活動を開始し、1989年から現在の名称で本格的な舞台パフォーマンスを行ってきました。ジュノーの街中では期間中、芸術展や先住民アーティストによる市場などが各所で開催され、世界中から訪れる観客で賑わいます。かつての調査では、この祭典が地域経済に約200万ドルもの波及効果をもたらすことも報告されており、文化的な価値だけでなく、地域の活気を象徴する一大行事となっています。













