試合のために自腹で宿泊?20年前のヨーク・シティFCが見せたプロ意識
イギリスのサッカークラブ「ヨーク・シティFC」が、2004年に経験したある困難な時期が語り草となっています。当時、同クラブは財政難により厳しい予算削減を余儀なくされており、遠征の際の宿泊費補助も大幅にカットされていました。 その中で迎えたファーボローでのアウェイ戦。キックオフが午後1時という過密スケジュールだったため、当日の移動では長時間のバス移動による疲労や、渋滞に巻き込まれるリスクが懸念されていました。そこでチームを守るために立ち上がったのが選手たち自身でした。なんと、彼らは自腹を切って前泊費用を負担し、コンディションを整える道を選んだのです。
当時の選手兼監督クリス・ブラス氏は、選手たちのこの献身的な姿勢を「自分たちの力でベストを尽くそうとする、プロとしての証だ」と高く評価しました。その甲斐あってか、選手たちは見事試合で同点弾を決め、勝ち点1を持ち帰るという結果を残しました。 また、当時のクラブの苦境を象徴するエピソードとして、ファン向けのスナック販売も話題となりました。かつてのスタジアムスポンサーの名前を冠したオリジナルパッケージのナッツや麺類が売店に並び、 1袋80ペンスのうち50ペンスがクラブの利益になるという仕組みで、ファンも一緒になってチームを支えていたのです。











