「再出発」を支えるスーパー、元受刑者の採用プロジェクトが中国で2年目に突入

中国のスーパーマーケットチェーン「胖東来(パンドンライ)」が、元受刑者を対象とした採用活動を昨年に続き今年も実施することを発表しました。同社は、刑期が5年以上の経験を持つ人々を新たに20名募集する方針です。 「胖東来」は、従業員の心身の健康を重視する経営方針で知られており、週36時間労働や充実した有給休暇など、小売業界の中でも高水準の労働環境を提供しています。昨年初めて元受刑者の採用を行った際、応募した30名全員が現在も雇用を継続しており、同社の試みは元受刑者の社会復帰を促す貴重な事例として注目を集めています。

今回の発表に対し、ネット上では「彼らにやり直しのチャンスを与えるべきだ」と称賛する声がある一方、「顧客の安全はどうなるのか」といった不安視する意見も寄せられました。これに対し同社は、性犯罪や暴力的な前科のある応募者は対象外とすること、また非暴力的な犯罪歴のある人物を優先すること、さらに当面はバックヤード業務から開始してもらうといった対策を講じるとしています。 中国では今年4月に改正刑法が成立し、元受刑者に対する就労や教育面での差別を禁止する姿勢を強めています。社会全体で彼らの自立を後押しする動きが加速する中、民間企業によるこの「再挑戦」の受け皿作りがどのような成果を上げるのか、多くの関心が寄せられています。










