ライラックの街に咲く笑顔。オーストラリアの地方祭で「女王」を目指す女性の挑戦

オーストラリアのニューサウスウェールズ州にある街、豪留本。この地で75年もの歴史を誇る「ライラック・シティ・フェスティバル」に向け、一人の女性が熱い想いを抱いて奔走しています。多文化センターのマネージャーを務めるヘニ・ピアソンさんです。

「このコミュニティのために恩返しがしたい」と語るヘニさんは、夫を亡くした悲しみを乗り越え、フェスティバルの象徴である「ライラック・クイーン」候補として立候補しました。彼女の活動は、ただ単に祭りを盛り上げるだけではありません。障害を持つ人々が暮らしやすい社会を目指す「インクルージョン・フォーラム」の支援など、地域全体の絆を深めるための資金調達にも力を注いでいます。その情熱は、マーケットでのバーベキューやコンサートといったイベントを通じて、多くの住民を巻き込んでいます。

写真の通り、かつて王冠を授かった歴代のクイーンたちも、長年この街の物語を紡いできました。今年の祭りは「私たちの物語を祝う」がテーマ。10月3日の開会式で選ばれる新たな女王は、歴史ある街の未来を象徴する存在となるでしょう。










