冬眠前の「食欲の秋」到来!アラスカのクマたちが体重アップに奮闘中

アメリカ・アラスカ州の州都ジュノーでは、冬の到来を前にクマたちが非常に忙しい時期を迎えています。この季節、野生のクマたちは越冬のために脂肪を蓄える「過食」の状態に入ります。本来であればサケが主要なエネルギー源となりますが、シーズンが終盤に差し掛かると、クマたちはベリーの実や根っこ、あるいは人間の生活圏に近い場所にあるゴミまでもを漁り、必死にカロリーを摂取しようとします。

州の野生生物管理官カール・コッホ氏によると、クマが冬眠に入るタイミングは、個体がどれだけ効率よくエネルギーを確保できるかに左右されるといいます。食べ物が豊富であれば冬眠時期は遅くなりますが、自然界の食糧が減る中で、うっかり人間の家庭から出る生ゴミやペットフードにありついてしまうと、それを求めて人里へ現れるリスクも高まります。 市当局は住民に対し、冬眠中のクマとトラブルにならないよう、ゴミの管理を徹底するよう呼びかけています。冬が来るまでの間、クマたちは生き残るための「最後の追い込み」に余念がありません。遠くの場所で行われている有名なクマの太り具合を競うオンラインイベント「ファット・ベア・ウィーク」の主役ではありませんが、ジュノーのクマたちもまた、立派な重量級選手として冬の準備を進めています。
















