歴史を紡ぐ「声」の記録:ホンジュラスからニューオーリンズへ渡ったある女性の物語

アメリカのニューオーリンズにある「ヒストリック・ニューオーリンズ・コレクション」が、街の歴史を彩る多様な人々の証言を収集するプロジェクトを続けています。現在進行中の企画『第19局:ホンジュラス系ニューオーリンズ住民の物語』では、中米ホンジュラスからこの地に移り住んだ人々の体験談に光を当てています。

写真に写るフランシス・カスティージョさんも、その証言者の一人です。彼女はホンジュラスの主要な港町であるラ・セイバで生まれましたが、13歳の誕生日を迎える直前、家族と共にニューオーリンズへ移住し、アイリッシュ・チャンネルと呼ばれる地域で新たな生活をスタートさせました。歴史家のマーク・ケーヴ氏との対談の中で、彼女は慣れない異国での日々や、自身のルーツがニューオーリンズの街並みに溶け込んでいく過程を振り返っています。個人の記憶を紐解くことは、結果としてその土地がどのような歴史を積み重ねてきたのかを理解する大切な記録となっています。















